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アルコール依存高齢者の在宅介護にむけて
アルコール依存高齢者の在宅介護にむけて
2024.01.06
アルコール依存高齢者の在宅介護にむけて
初めまして、私には72歳の父親がいます。私は関東にいて、父親と母親で地元で2人暮らしをしています。 父親は、私が子供の頃から、毎日仕事終わり、休みは朝から寝るまで家でウイスキーをロックで飲み、お酒を飲むとご飯をあまり食べないスタイルのまま、定年を迎えました。 仕事人間だったこともあり、母方の地方に生活していることもあり、定年後は自分の部屋で、タバコ、テレビ、ウイスキーで自主的にほぼ動くことのないまま、数年。 その後タバコとお酒が原因で病気になり手術することになり数日間入院、タバコはやっとやめることができましたが、コロナで一切外に出歩かなくなり、部屋からの移動も食事とトイレくらいに。ウイスキーはやめられず、またこれは昔からかなり頑固な性格で、母親が言っても、息子が言っても、アルコール飲むならお水もと伝えてもお水も飲まず(お水も飲めず)、食事も食べれず(小言言うと食べない)、無理させようとすると怒り、毎日午後からは泥酔して、時に体調も悪くなりながらも、飲み続けて寝て朝を迎える という、相談をしようと思うのでそれでも丁寧にマイルドに書いているのですが、読み返してもどうしようもない状態の中ですが、俺の生き様的な感じで過ごしている父親がいます。 ただ最近、明らかに、さらに体力が落ち、食も細くなり、イライラもすぐはじまり、お酒の酔い方も激しくなり、その状態で足腰悪いのでテレビで見る泥酔の人の比じゃないくらいのふらふらで家の中を歩き、何度もトイレに向かうも間に合わずという段階に入ってきている中で、 父親の今後の部分のケアとして何をしてあげるべきなのかと思いご相談させて頂きたくご連絡致しました。 アルコールを減らす断たせることを促しても自分の意思でアルコールを断てる決断力はありませんし、家族にアルコールのことを指摘されると自分に籠り更にアルコールを飲酒してしまいます。そして栄養失調と体力不足で体調不良になり、病院にいき戻ってきたら飲酒。病院の先生が別の病気の何かでアルコール禁止して過去に2度数ヶ月アルコールを断つことはできましたが、復活することにお酒にも弱くなり、また病院の先生のお酒控えてくださいと言われても、量は変わりません。(自分の意思でやめられない) 一緒に住んでいる母親には仕事があり、夫婦2人暮らしは大切にしたいのですが、お酒を取り上げて暴れられても嫌だし、なかなか強行的になにかのようなことが出来ない中で、まだ症状として痴呆症などは診断されてはいませんが近い将来「在宅介護」のようになっていくことはわかる中で、未来に向けて、今後更に体力が弱っていく高齢アルコール依存で動かない父親を持つ場合、何かいい手段や介護の方法、これからでもできる保険などに入ることなどありましたらご助言頂けないでしょうか。母親も仕事はしていますが、体力があるわけではないので、今の父親のサポートくらいで、父親の介護となると難しいと思われます。よろしくお願いします。
北海道(非公開) やつかしこりほさん
お父様の状態を確認しながら、支援を受けていきましょう
やつかしこりほさんとお母さまには、お父様のことで日々の心労が相当たまっておられるであろうこと、お察しします。
お父様のように仕事を生きがいとしてきた方は、退職後、持て余した時間の中で喪失感や孤独感といったストレスにさらされ、それを忘れようとお酒にはまることがあります。特に、若い頃からストレス発散で多めの飲酒を続けてきた人は、ストレスが長く続くことでお酒へ依存するケースも多いとされています。
お父様は現在、飲酒量をコントロールできないご様子とのことなので、ここからはお父様が「アルコール依存症」と診断される可能性があると仮定し、回答していきます。どうぞおゆるしください。
「アルコール依存症」は、アルコールの影響で脳の状態が変化してしまう病気です。「脳の病気」ですから、お酒をやめたくても、やめられません。周囲は「本人の意思と性格の問題。自分で何とかしてほしい」と感じることが多いでしょうが、自身の意思や性格で何とかなるような範囲は、もう超えてしまっているのです。
アルコール依存症の治療では、専門家によるサポートが重要です。まずは医療の専門家である病院の医師の診察を受け、お父様の身体と精神の状態をご家族で把握されることをお勧めします。必要な治療を受けつつ、生活上のアドバイスや今後の家族のサポートについても医師や看護師などに確認しましょう。その際、福祉サービスの利用についてもご相談いただくと、その後の流れがよりスムーズになります。
福祉の相談窓口としては、ご実家の最寄りの「地域包括支援センター」をまずお勧めします。高齢者の療養、介護、金銭問題、日常生活における心配ごとなども相談できる、いわば「高齢者向け総合相談窓口」です。高齢者の家族も利用できるので、ここで福祉の専門家である社会福祉士やケアマネジャーなどに相談しながら、必要なサポートを受ける手続きを進めます。たとえば、介護に関する支援が必要であれば、申請手続きを行い、サービス提供事業者を選ぶ手助けなどもしてもらえます。
さらに、依存症の症状・行動に対する、家族の具体的対処方法や手助けについて知る手段として、専門相談員がいる保健所や、都道府県ごとに設置の精神保健福祉センターに相談することも可能です。
医療や介護にかかる費用は、公的な医療保険や介護保険が適用され、それぞれ自己負担分を支払います。公的保険が適用となる医療・介護サービスは決まっていますが、基本的に公的保険で収まる場合がほとんどです。
それ以外には、生命保険会社等が取り扱っている民間の介護保険がありますが、そちらは介護が必要になった時に、現金が支給される仕組みです。希望する保険があれば補償内容や加入条件を確認してみてください。
繰り返しになりますが、今、ご家族にできることは、アルコール依存についての理解を深めるとともに、医療・福祉それぞれの専門家から、お父様とご家族にとって必要な支援を受けることです。この先もお父様のことでご不安を感じられることがあるかと思いますが、専門家の助けを借りながら、ご家族の皆様が良い状況へと進んでいかれることを、心からお祈りいたします。
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