2023.12.28

冬の入浴事故に要注意!冬のお風呂を楽しみたい。 ヒートショックの予防と対策。

冬の入浴事故に要注意!冬のお風呂を楽しみたい。
ヒートショックの予防と対策。

冬になると、入浴中の事故のニュースをよく耳にします。原因は、ヒートショックによる心疾患や脳血管障害、溺水が多く、救急搬送される方の9割近くが入院の必要のある中等度以上の状態だそうです。 ヒートショック対策をすることで事故を予防し、冬のお風呂を楽しみましょう。

ヒートショックとは?

寒い冬の夜中に、ふと目が覚めてトイレにいくと、寒さで体が震えるような思いをされたことはありませんか?

暖房のないトイレや、お風呂場・脱衣所は、衣類を脱ぐ場所であるため、一気に体温が奪われます。

暖かい場所から寒い場所への移動による極端な温度差(10℃以上の温度差には要注意)により血管が収縮し、急激に血圧が変動することで、心臓や血管に大きな負担がかかります。このような状態をヒートショックといいます。

 

ヒートショックのリスクが高いのは?

・寒暖差が起きやすい冬(11月~3月くらいまで)

・65歳以上(血圧コントロール機能が低下するためダメージを受けやすい)

↓これ以降は、血圧が変動しやすい為、年齢に関係なく注意が必要です↓     

・高血圧や糖尿病、動脈硬化や不整脈などがある。

・一番風呂や、高温のお風呂(熱いお風呂)に入る習慣がある。

・食後や飲酒・服薬後の入浴(若い人でも要注意)。

・深夜から早朝の入浴。

・10℃以上の気温差のある場所への出入り。

(暖房のついていないトイレ、浴室、洗面・脱衣所、廊下など)

ヒートショックの予防策

(お風呂について)

・食後は1時間以上あけて入浴する。食後は消化のために血液が胃や大腸に集まることで血圧が下がりやすいので、食後すぐの入浴は血圧の変動が大きくなります。

 

・入浴前には水分をとりましょう。入浴中は汗をかくため、血液が濃くなり循環が悪くなることでトラブルが起きやすい。

 

・脱衣所を温めておくか、床が冷えるようであれば、滑り止めのついたマットなどを敷きましょう。

 

・浴室は風呂のフタを外しておくかシャワーで湯気をこもらせるなどをして、

温度調整をしましょう。(浴室暖房がついている場合はそれを利用)

 

・ご家族がいる方は、入浴前に「これから入浴する」ということを伝えておきましょう。

ご家族は時々様子をみて、長くなるようであれば声を掛け、安全を確認してください。

 

・入浴の時間帯は、気温が安定している日中が理想的です。できれば緊急の場合に受診がしやすい医療機関があいている16:00~19:00までの入浴が安心です。

 

・お湯の温度は41℃以下。お湯につかるのは10分以内が理想です。

 

・まずはかけ湯をして体をお湯の温度にならしましょう。

(シャワーでのかけ湯でもよい)その場合も、いきなり上半身にかけ湯をするのではなく足下からゆっくりとかけ湯をしてください。

 

・浴槽から上がるときは、ゆっくりと立ち上がりましょう。できれば、手すりが設置してあると安全です。

まとめ

外が寒ければ寒いほど、帰ってきてすぐにお風呂で体を温めたいところですが、冷えた体で急にお風呂につかるのは危険です。まずは体を室温にならしてからにしましょう。

ヒートショックは体の急激な温度変化を防ぐことでリスクを減らすことができます。元気だから、若いからといって安心せずに、対策を習慣化し、冬のあたたいお風呂を上手に楽しみましょう。

 

【参照】

東京消防庁:救急搬送データからみる高齢者の事故~日常生活での高齢者の事故を防ぐために~

消費者庁:「冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」(平成 28 年 1 月 20 日)

厚生労働省:入浴関連事故の実態把握及び予防策に関する研究について

 

 

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執筆・監修者

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竹本さん

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