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2023.06.12
【認知症者の想い】を考える、社会とともに安心できる暮らしを目指して
脳の機能が低下し、生活を営むうえで支障をきたす病気が認知症です。これだけを耳にすると、不安な気持ちが先行してしまいます。それは正しい感情だと思います。しかし、認知症者は人としてのすべてを失った存在ではありません。認知症者の気持ちや暮らしを垣間見てみましょう。
自分以外の誰かの気持ちは簡単にわかるものではありません。筆者の場合、自分自身の気持ちすら曖昧なときがあります。
また建前では幸せと口にしていても、本当に幸せを感じているか、本音は簡単には見えてこないものです。逆もまた然りです。
認知症は認知機能の低下により、今までできていた当たり前のことができなくなります。
介護者の生活も変化し、適切なサポートがなければ認知症の症状は進行し、介護者も疲弊し、不幸な気持ちを背負うことがあるかもしれません。
逆をいえば「認知症になったとしても、幸せで穏やかな気持ちで暮らしている、ご本人やご家族はいる」ということです。
就労者が認知症の診断を受けることもあります。そうした場合、世の中には仕事を退職した人もいれば、仕事の内容を変えて就労を継続している人もいます。
また、高齢者の方々が認知症の診断を受け、施設に入ったり、介護のサービスを受けながら仕事を担うケースもあります。20代の健常者が就労している状況とは職務の内容や量などは違いますが、認知症になっても仕事(役割)をもつことは大切なことです。
” 令和元年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業による「認知症に関する意識の実態調査」によると、気持ちの変化について以下の調査結果が示されています。 „
認知症の種類や症状の程度や生活スタイル等によって変化の感じ方やカタチは人それぞれですし、調査状況や時代の変化などによっても結果は左右されるでしょう。
しかし、この調査結果よりわかることは「認知症の診断を受けたことが、必ずしもマイナスな気持ちには直結していない」ということです。
今回の記事は、読んでくださる人によっては綺麗ごとに感じる方々も少なくないでしょう。
実際、認知症者が増加している現代において、課題は山積しています。
そして、悩みを抱えて右往左往されている介護者や認知症者がいることも事実です。しかし、すべてが悪い状況ではありません。
この記事を無責任な内容と感じる方もいるかもしれません。しかし、認知症となっても希望を抱いて暮らしている方は存在しています。
苦悩の裏には「認知症になって安心した暮らしでありたい」という想いを抱いている方がいるでしょう。
厚労省が公表しているものとはなりますが、「希望の道」-認知症とともに生きる-をご覧ください。
認知症と診断されても、自分らしく前向きに暮らしている方々の「生の声」が動画で記録されています。
「認知症になっても、安心した気持ちで穏やかな気持ちで暮らしていけるように」どうしていけば良いか、他にも認知症についての記事を書かせていただいております。
それらの記事も是非参考にしていただき、それぞれのご事情にあわせて、皆さん自身で考えてみてください。
ケア21の「介護なんでも相談室」は、介護に関するお悩みをお持ちの皆様からのご相談を、簡単な登録のみで無料でお受けします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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