2023.05.05

介護が必要な状態にならない為に、3つの心がけておきたいこと(介護予防)

介護が必要な状態にならない為に、3つの心がけておきたいこと(介護予防)

人生は1度きり。介護が必要な状態にならないことは大切ですが、思うようにいかない現実もあります。介護が必要とならないために、何ができるのか?この記事では、日頃から心がけておきたいことの3つを紹介します。

目次
  1. 高齢化の推移
  2. 介護の担い手の減少
  3. 介護が必要な状態にならない為に心がけたい3つのこと
  4. 介護予防のため活用したい資源
  5. まとめ

ヒトは生きている限り病気になりますし、老いが生じます。筆者もその1人です。

人によって幸せな人生はそれぞれかと思いますが、できれば元気な体でずっと過ごしたいものです。

最初に、日本における高齢化などの問題に少しふれていきたいと思いますが、読み飛ばしていただいてもかまいません。では、いってみましょう!

高齢化の推移

日本の人口の推移を見てみよう

2023年4月27日時点、厚労省は2070年の日本の総人口は約8700万人に減少すると公表しました。

2070年には、総人口に占める65歳以上割合、いわゆる高齢化率が38.7%に上昇すると推計しています。

我が国の人口について(厚労省)

引用:我が国の人口について(厚労省)

主に社会保障制度を担う働き手となる、15歳~64歳までの人口は、2070年には約4500万人に大幅に落ち込むとしています。

高齢者のすべてが要介護者となるわけではありませんが、少子化の問題も踏まえると、家族介護や介護職員の人数不足に思わず不安を感じてしまいます。

高齢者とは、一般的には65歳以上の方を指すことが多い

介護の担い手の減少

今と昔の家庭の介護とは

昔は、拡大家族や大家族といった家庭環境で在宅での介護を担ってきた歴史があります。 今では核家族化が進み、家族のみで介護を担うのが難しい傾向にあります。

単純に家族構成が変化しただけでなく、時代の流れや様々な家庭の事情で家族介護が困難になるケースもあるでしょう。

高齢化率や平均寿命が延びている事から、老老介護や認認介護も社会問題とされています。

・拡大家族とは、夫婦と子供からなる核家族にその血縁者が同居している家族のこと

・大家族とは、大人数の肉親などが同居する家庭のこと

・核家族とは、一組の夫婦と未婚の子から成る家族のこと

・老老介護とは、65歳以上の高齢者が65歳以上の高齢者を介護すること

・認認介護とは、認知症を患った高齢者が認知症の高齢者を介護すること

なんだか暗い話ばかりになってしまいましたが、介護が必要な状態にならない為に、どういったことを心がけていけば良いか、次にご紹介していきます。

要介護認定の申請が必要になった場合は、こちらの記事も参考にしてみてください
◇ 介護保険の申請方法と認定の流れについて徹底解説します

介護が必要な状態にならない為に心がけたい3つのこと

健康課題

健康な状態を維持するためには、生活習慣の見直しや健康づくりを行うための環境整備が大切になっていきます。

食生活の改善やストレス解消などにも気を配ることで、心身ともに健康な状態が維持できます。

介護予防とは

要介護状態の発生を防いだり遅らせることです。また、要介護の状態になったとしても、できる限り悪化を防ぐことや軽減を目指すことも含まれます。

認知症の予防

・適度な運動:ストレッチや有酸素運動など

・バランスの良い食生活を心がける

・脳トレ:執筆や読書や手を動かす作業

・社会参加:地域の行事や趣味のサークル等への参加

骨折・転倒の予防

・バランス感覚を高める運動:座布団の上で片足立ち

・足の筋力を保つ:立った状態でスクワット
(※運動時は無理をせず安定した手すり等を持って実施してださい)

・骨密度をあげる:カルシムの食物摂取や日光浴

・住環境の改善:障害物の除去や家具の配置変更

関節疾患の予防

・関節に過度な負荷をかけない:激しい運動を避ける

・肥満を防ぐ:若い内から体重の増加を意識する

・関節を動かすストレッチ:腕や手首、膝などをゆっくりと曲げ伸ばしする

介護予防のため活用したい資源2>

色々なサービスを組み合わせて利用する

介護保険で使えるサービス

介護保険のサービスを利用するには、要介護認定を受ける必要があります。判定の結果によって介護が必要でなくても予防を目的として利用できるサービスがあります。

介護保険で使えるサービス

・要介護1~5:施設サービス/居宅サービス

・要支援1~2:介護予防サービス/地域密着型介護予防サービス
要介護認定の申請を行い、判定結果によって、介護保険のサービスを受けられる対象となるかどうかが決まります。

【特徴】

・要介護や要支援の場合は介護保険が適用され、1割~3割の料金負担で利用ができます。

「介護保険サービスの一覧」について、別の記事内に掲載していますので参考にしてみてください。

介護保を使わないサービス

介護を予防することや介護を必要とした場合、必ずしも「介護保険のサービスを利用しなければならない」というわけではありません。

これらは、介護保険のサービスで対応しきれない部分を補う場合に利用したり、そうでない場合もあります。企業が運営している自由度が高いサービスもあります。

介護保険を使わないサービス

・お住まいの市区町村が提供しているサービス/地域支援事業

・介護保険サービスを提供している事業者による保険外(全額自己負担)のサービス

・企業が運営する配食サービス

・フィットネスクラブが運営する運動・介護予防サービス

【特徴】

・地域支援事業は介護保険外サービスで、市町村が窓口となっています。地域の事情に合わせ、助成を受けられるものもあります。

・介護保険の適用外サービスは、 利用者負担は全額自己負担が多いですが、選択肢の幅が増えたり、地域の課題に沿ったサービスが展開されています。

まとめ

昔と違い、行政や企業が色々と介護予防に向けてサービスを提供しています。 経済面や質などを考慮して上手にサービスを使い分けることが大切です。

お金をかけずに介護予防できることも多いので、できることから取り組んでみるのはいかがでしょう。

筆者のひとこと

過去に、こんな相談を受けたことがあります。
「介護を予防するために、両親へサービスすすめたり提案しても、断られる」

そんな時は、無理強いしないことです。無理にサービスや方法を提案するのではなく、ご両親が興味を持てるものから、慌てず時間をかけて広げることが大切だったりします。

無理をして怪我や精神的な病に倒れては意味が無いですからね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ケア21の「介護なんでも相談室」は、介護に関するお悩みをお持ちの皆様からのご相談を、 簡単な登録のみで無料でお受けします。

 

 

 

 

執筆・監修者

管理者

竹本さん

管理者

竹本さん

【経歴】

相談方法

メール、LINEでのご相談は、24時間受け付けています。
電話でのご相談は、平日の9:00~18:00の時間帯で受け付けています。