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2025.11.21
秋バテ、その原因と対策
夏バテという言葉はよく聞かれると思いますが、さらに高齢者は「秋バテ」にもなりやすいとも言われています。なぜ高齢者に秋バテが起こりやすいのでしょうか。その原因と対策をお伝えします
秋バテが起こる原因
夏バテは、1日の気温の高さや湿度などにより、体力が消耗することで起こります。それに対して秋バテは、朝・夜と昼間の気温差が大きくなるときに起こるとされます。原因としては、以下のような点が挙げられています。
□基礎体力が低くなり、免疫力も低下しやすい。
□朝夕に気温が低く、日中に気温が高い日が続くと、その寒暖差についていけない。
□台風などにより気圧の変化が大きくなることで、体調が不安定になる。
□自身の体調不良にきづきにくく、対応が遅れやすい。
ここ数年、秋になっても日中は気温の高い日が多くなっています。その反面、朝や夜は気温が低くなるため、1日の気温差が大きくなります。また、加齢により体温調整が難しくなると、体調不良も起こりやすくなります。さらに秋は、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行しやすい時期でもあります。体力や免疫力が低下している状態で感染症にかかると、治るまで時間がかかり、その間に他の病気も同時にかかるリスクが高まります。
秋バテを防ぐ・回復させるには?
ここからは秋バテ対策について、入浴と食事等の面からいくつか述べてみます。ご自身で取り組みやすそうなものがあれば、ぜひ参考にてください。
自律神経を回復させていく
自律神経の回復策として、ぬるめの湯船にゆっくりつかる方法があります。夜、寝る1~2時間前に行えば、心身がリラックスして睡眠の質も向上します。38~40℃のお湯で、20~30分くらい温まりましょう。
身体をつくるもととなる、たんぱく質を積極的に摂取
食事でも意識的に、回復効果のある栄養素を含む食品を食べましょう。栄養や食材の種類は多ければ多いほど良いですが、高齢者には特にたんぱく質がおすすめです。目安は体重1㎏につき1g。毎日摂取できるように心がけましょう。特にたんぱく質を含む量が多いとされるきのこ類(干ししいたけ・マッシュルーム・エリンギ)、魚(さば・サンマなど)、卵などが、秋バテ予防につながります。
各食材に含まれているたんぱく質の量は、自分が好んで食べやすいものを中心に、メモをしておくと便利です。体重50kgの人なら1日合計50gをとりましょう。
たんぱく質の量を知るのに参考にできそうな、東京都庁のページをご紹介しておきます。
https://www.fukushi1.metro.tokyo.lg.jp/kaigo_frailty_yobo/yobou/point_eiyo/02.html
ほかには、身体を冷やさないための食材として、生姜・ニンニク・ネギ・唐辛子が知られています。
サプリメントを利用してみる
体調を整えるためには、サプリメントの使用も効果があるとされます。食事では栄養素を補給しきれない場合に、市販薬やサプリメントを使用してみるという方法です。
最近はドリンクタイプやゼリータイプなど、手軽にとれる補助食品が多数、市販されています。ただあくまでも補助の役割なので、頼りっきりにする使い方はおすすめしません。主治医と相談しながら食生活へ取り入れると安心です。
宅配弁当の利用
栄養バランスや塩分量が配慮された高齢者向けの宅配弁当は、とくに自炊が負担になってきた方にとっては、心強い味方と言えます。週2~3回、夕食分のみなど、少しずつ弁当食を取り入れることもできるので、気になる方は試してみるのもよいでしょう。
秋におすすめの食材は?
秋は、新米、実るもの(実になるもの)、冬に向けて脂を蓄え始める魚など旬の食材が多様で、栄養価も高い特徴があります。その中でも特におすすめの食材とメニューを挙げてみます。
・鰹(かつお)・さんま・さばなどの魚
秋の魚の中でも、鰹・さんま・さばは、脂乗りも良くて食欲をそそります。老化予防の効果もあるとされるので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
・りんご・ぶどう・みかんなどの果物
果物は主にビタミンA・Cを多く含みます。ビタミンA・Cは動脈硬化や老化を抑制する効果があります。ビタミンは体内で作成できる種類も量もごくわずか(適度な日光浴でビタミンD生成など)であるため、積極的に摂取することが大切です。
・野菜、とくに根菜がたっぷりな豚汁
豚肉は疲労回復機能があるビタミンB1が豊富に含まれています。さらに、かぼちゃ・ごぼう・じゃがいもなどと一緒に煮込むことにより、より効果のある食事になります。
・秋の食材の炊きこみご飯
秋は新米が出荷される時期です。炊き立ての新米ご飯へ魚を混ぜるのもよし、炊き始める前にきのこやごぼうなどを混ぜるのも、栄養価が高くなりおすすめです。
まとめ
夏の酷暑が終了しても、身体のだるさが取れないことがあります。特に季節の変わり目は秋バテになりやすい時期。各種の栄養をまんべんなく、しっかりとることが、健康な身体づくりの大切な要素です。まずは食事面から工夫してみてはいかがでしょうか。
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ケア21シータス 0120-922-821 平日9:00~18:00
参照文献:
NHK 9月も暑い?残暑バテ対策どうすれば
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240904/k10014571401000.html
ウェザーニュース 自律神経が乱れやすい時期に注意したい!
https://weathernews.jp/news/202409/270235/
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